ここまでわかった新型コロナ

 京大大学院医学教授の上久保靖彦教授の本を読みました。この方は日本では新型コロナの集団免疫が既に成立しているとおっしゃっています。文芸評論家の小川榮太郎氏とのインタビュー形式になっているので、比較的分かりやすい本でした。

 上久保教授は新型コロナを4つの型に分類しています。S型、K型、武漢G型、欧米G型。S型は2019年11月、K型は2020年12月に日本に入ってきた。これはインフルエンザの流行曲線の各県のデータを見ると、全て同じ週に減っていることから結論を出されています。

 この比較的軽症なS型とK型の集団免疫が日本で2020年3月までにおおむね達成できていたのではないか。それで3月4月に武漢G型と欧米G型が入ってきても、欧米ほどの被害が出なかったのではないか。

 なぜロックダウンではなく自主規制の日本が、新型コロナの被害が欧米に比べて少ないのか?原因が明確でない故にファクターXと呼ばれていましたが、上久保教授の説でつじつまが合います。

 欧米にはK型が入っていなかった故に不完全な免疫状態の中に、武漢Gと欧米Gが同時に流入して感染が爆発したのではないか。

 武漢ではK型がいきわたる前に武漢Gの変異が起こったのではないか。中国の他の都市では日本と同じような経緯をたどったのではないか。

 新型コロナの毒性はかなり強い。免疫がなければ重症化します。またウイルスの量が多ければ重症化や死亡につながります。免疫力が非常に弱かったり高齢だったり基礎疾患がある場合、ウイルス量が少なくても個別例の劇症化はあるそうです。

 でもこれは、ただの風邪やインフルエンザでも同様に起こることです。日本での65歳以上の新型コロナ死亡率は一万人中の0.3人です。この本を読んで新型コロナを必要以上に恐れる必要はないと分かりました。

新型コロナ (WAC BUNKO 327) - 上久保靖彦・小川榮太郎
新型コロナ (WAC BUNKO 327) - 上久保靖彦・小川榮太郎

過去記事ですが、お金もかからず誰にでもできる幸せになる方法
コロナでわかったこと その弐 
https://nanten505.at.webry.info/202006/article_8.html

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