どうでもいいことで悩まない技術

 興味深い本でした。 今まで意識していなかったけど、その通りだなあ、と頷けることが多かったです。 特に印象に残ったのが、怒った時は、これは「トカゲの脳だ」と思うこと。 そう思えれば怒りを抑えることができるかもしれません。

 怒りは、原始的な大脳辺縁系の働きによるもの。 トカゲだって動物だって持っている脳です。 それを抑えるのが人間しか持たない理性的な前頭葉なんですが、前頭葉は瞬間的な怒りに対応できない。 だから、カッときたら、ちょっとだけ我慢、が怒りを抑える最大のポイントなんだそうです。 深呼吸を三回とか。 そのうち前頭葉の理性が働いてきます。

 赤ちゃんや小さい子は脳のシステムもネットワークも未熟なのでコントロールが効かない。 理性も働いていない。犬や猫だって状況次第では我慢はします。 だから怒るのはトカゲの脳なんですね。

 私の今一番の課題は認知症のおばあちゃんにキレないようにすることなんですが、相手の記憶力、判断力が犬猫以下なのに行動力は人間なのでですごく難しいです。

 悪玉に捉えられがちなストレスですが、ストレスにうまく対応できる方法を学べると忍耐力を鍛えられる。 人間は成長できるので、ストレスも一概に悪いものとは言えない。 ストレスの渦中にいるとなかなかそう思えないんですが、 修行中と思って耐えるしかないんですね。

 おじさんのお説教は長くなる、という話も面白かったです。説教をしているとき脳内に快感を生むドーパミンやエンドルフィンという物質が出ていて、人間は気持ちいいらしい。なんでもそうなのですが、人に何かを教える、ということにはそういう側面があるのかもしれません。 お説教を聞く方は絶対楽しくないはずなので、お説教はほどほどに。

 勉強の時、繰り返し紙に書いたり暗唱したりすると覚えるように、何度か「嫌だなあ」と回数を重ねて思うと、より頭から離れなくなるそう。 もっと強烈な記憶を上書きするか、意識をまったく別のところに持っていくしかないのです。 方法も幾つか書いてありましたが、私にはピンとくるものはなかったので自分で探していくしかないようです。

 
過去記事ですが、人間関係の疲れをとる技術 (本)
https://nanten505.at.webry.info/201803/article_3.html

 
どうでもいいことで悩まない技術
文響社
柿木隆介

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